昭和62年に、老年精神障害とくに老年痴呆の長期療養型病院としてスタートしました。
しかし、精神症状や問題行動への対応よりも、むしろ痴呆のために合併症が見逃されていて、その治療に多くの時間を費やすような状態でした。そこで、内科的疾患の診断や治療のために平成3年に22床内科を増床して、MRI・その他の設備の充実をはかりました。
内科は、脳血管障害や慢性疾患の患者さんを対象とした療養型病床群となっています。同時にリハビリテータション科を開設し、各病棟のリハビリ、作業療法に積極的に取り組んでいます。昭和63年には精神科1階40床を痴呆疾患療養病棟として痴呆の軽度〜中程度の患者さんの作業療法や生活訓練に積極的に取り組んでいます。平成12年には、人工透析室を併設して、痴呆症の方や精神疾患があり普通の人工透析科での対応の困難な患者さんの透析ができるようになりました。平成16年6月には、徘徊コールというシステムの導入により病棟の一部を除いてすべて開放化されます。このように老年精神疾患にどのように対応するかを考えて病院は今も進化しております。 |